蟠桃づくりに対して、誰よりも厳しい目を

より良い蟠桃を作るために40年以上も育種（品種改良）を重ねられている塚平さんは、親になる木も自ら生み出しているため、育成状態のある程度の予測まで出来るようになり、安定した生産量を誇っています。
一方で、年間200～300本ほど育種していますが、塚平さんが「今あるものよりも劣る」と判断した場合は選別していく方向のため、年に1本残るかどうかわからないそうです。
誰よりも厳しく、情熱を注いで蟠桃を作り続ける塚平さんの蟠桃は、原種よりも大きくて味の良い品種をたくさん生み出しています。
日本の数少ない蟠桃界を支え続ける第一人者です。

福島県や和歌山県などでも生産されていますが、大きくて美味しい蟠桃はなかなか出来ないそうです。塚平さんが改良した蟠桃を持ち込んでも、その土地に合った改良がされていないと美味しい蟠桃には育たないとのこと。
塚平さんは40年以上、長野県で蟠桃に情熱を注ぎ育てられています。蟠桃が好んで食べられるヨーロッパ・ドバイの品評会でも大きさと味の良さに大変驚かれたそうです。
他に類を見ない塚平農園の蟠桃は、塚平さんが絶対の自信とプライドを持って出荷している、まさに宝石のような仕上がりです。