震災・豪雪の影響による一部地域配送遅延について
令和6年の能登半島地震および日本海側の大雪の影響で一部地域では配送遅延・配送停止が発生しております。
被災された皆さまには心からお見舞い申し上げます。
お客様にはご不便をお掛けして誠に申し訳ございませんが、予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
ぽってりとしたフォルムの愛らしさとモダンな柄が相まって、
テーブルに存在感を放ちます。
お気に入りのコーヒータイムを。
岐阜県飛騨高山にある、親子で作る小さな窯。
普段使いの食器から、茶道具、モダンクラフトまで多岐に渡る作品を作られています。
1620年代、飛騨藩主であった金森重頼公が京より陶工を招き、高山市の西、小糸坂の地で陶器を焼かせた事が始まりであり、名前の由来とされています。飛騨に伝わるやきものの歴史において、文献の存在する窯元としては一番古いものです。
自動ろくろや鋳込型などを使わず、ろくろや板作り等は全て手作りで行っています。
上に向かって若干すぼまっている、ぽってりとしたフォルムが可愛らしい珈琲椀。
シンプルながら細部の厚みなどもよく計算されていて、
日常で使いやすいようにとこだわっています。
口を付けたときの当たりもよく、ホッと一息つきたいブレイクタイムには最適です。
カラー
こちらの丸珈琲碗は「青伊羅保釉」の釉薬を施したものと、
トクサ紋という「茶伊羅保釉」の釉薬に、
フリーハンドでストライプを描いた2種類のデザインをご用意。
「青伊羅保釉」の渋みのあるコバルトブルーは小糸焼のみで見られる貴重な色合い。
近づいてよく見てみると、青、黄、茶のドットが重なり合って、
この絶妙な色を生み出しているのだと気付きます。
トクサ紋は砥草という1mにも生育する植物を模したデザイン。
こちらは一変してレトロモダンな雰囲気があり、どこか洋の装い。
かすれたラインと伊羅保釉に見られるドットの発色表現がヴィンテージ感をも漂わせます。
ディテール
飛騨伝統の陶器でありながら、
そのシックな佇まいはインテリアを選ばず、
テーブルに存在感を与えます。
小糸焼の特色
小糸焼に使用する原土は高山市より北約20kmの飛騨市古川町の山土に加えて、耐火度(火に対する強さ)を上げるため、瀬戸の白土を混ぜています。
焼きあがると堅く焼き締まり、釉薬も緻密なため食品のにおいなどがつきにくく、普段使いの食器として気軽に使っていただけます。
釉薬とテクスチャ
基本は「伊羅保釉(いらぼゆう)」と呼ばれる伝統的な釉薬を用いています。茶色の色合いで砂を混ぜたかのような、マットでザラついた質感が特徴です。
近年、青い顔料を加えた「青伊羅保釉(あおいらぼゆう)」を生み出し、最も人気の高い色となっています。
深みのある渋いコバルトブルーは全国でも小糸焼にしか見られない、貴重な色合いです。現在は顔料の配合を変えた、青、茶、うぐいすの3色のうわぐすりを用いています。
また、釉薬の性質上、使いはじめは少しザラザラとしていますが、使い込むうちになめらかな肌ざわりとなり、色もどんどん良くなってゆきます。
小糸焼では、青、うぐいす、茶、トクサ紋(線を描いたもの)の4種類の伊羅保を作っています。顔を近づけてよく見ると、例えば青伊羅保だと青・黄色・茶色といった様々なドットが混ざり合い、発色しているのが分かると思います。このドットの集合が、色に深みを与えている理由です。
同じようでもひとつひとつが絶妙に異なり、まるで一点物のような空気感を放っています。
商品詳細
商品名 | 珈琲椀(コーヒーカップ&ソーサー) |
---|---|
寸法 | 碗:直径8.5cmx高さ6cm 皿:直径13cm |
材質 | 陶器 |
備考 | レンジ・オーブンでのご使用は出来ません。 家庭用の食洗器はお使い頂けますが、お取扱にはご注意ください。 手作りのため、形や釉薬の出方は一点一点異なります。 |