

現在、番傘のご予約は4ヶ月待ちです。

長野県喬木村の伝統工芸品「阿島傘」です。
傘を手にしたときの歴史の重み・・・。また傘を開く時の伝統を感じさせるあの音・・・。開いたときの美しさ・・・。なつかしく感じられる方も多いかと思います。また、伝統工芸でありながら、それでいて新しいアンティーク感!お着物を着られた時はもちろん、普段使いすれば注目度アップ間違いなしです!
★番傘の直径・・・約110cm 重さ・・・約800g )
【お願い】只今は、ご予約の販売となっております。職人さんがひとりのため大変貴重な傘ですので
お時間はかかりますがご理解とご了承いただきました上にてご注文下さいませ。
傘を広げた時のあの音・傘にあたるあの雨音・私たちの心に優しくささやく懐かしい音
風情ただよう日本文化 和傘には美しさ・すばらしさ・やさしさがあり、そして粋です
竹の骨組みと和紙の美しさ・・・ 阿島傘
◆長野県内で唯一の和傘職人 菅沼さん一家
「きれいに張りたい、きれいに張りたいと思っているうちに60年経ちました」と
語る菅沼良子さん
その姿には半世紀以上も傘を作り続け今も和傘への情熱を持ち続ける姿に職人魂を感じます。
◆今は時代も変わり皆が廃業していくなかですが「辞めよう」と思った事は一度もなかったと語る、
伝統の技「阿島傘」を守り作り続けている菅沼さんの手には歴史を感じました。
◆和傘を作るには和紙も糊も非常に種類が多く、48手もの工程があり手間がかかり、ほとんどが手作業で
行われます。
竹・和紙・油のコラボレーション
竹の骨組み → 平張り → 天井張り → 塗装 → 油引き → 頭紙 → 等の工程を経て完成します。
◆明治末期~大正始め頃に家内工業として発展し、最盛期には年間30万本もの生産をあげていましたが
現在は菅沼さん一家が作る年間3千本程度で希少価値のある阿島傘となっております。
阿島傘(番傘・蛇の目傘)で日本の心・美を感じて楽しんでください。
阿島傘は江戸時代中期に美濃方面から伝わり、傘全ての材料が領内にあるのに目をつけた領主知久氏が、この地(現:喬木村阿島)の産業として広めました。阿島傘が過去の産物にならぬよう、地元の「阿島傘の会」の活動など取り組みが広がり、歴史の灯火がいつまでも灯る事を祈ります。